犬と山に行くのがこんなに面白いと思わなかった。
娘を保育園に預けてから帰宅。インコとニワトリに餌と水をあげて、ヤギは餌とお湯をあげる。お湯はゴクゴク飲む。3匹で10リットルくらい一気に飲む。私も冬山の白湯は好きだ。
さなしを散歩でもさせるかということで、阿寺山の登山口へ向かう。この日、Wakaはお友だちのナオさんと阿寺山に朝から登っているのでトレースもあるからちょうどいい。駐車場につくと、平日なのにそれなりに車が停まっていた。準備を済ませて出発。駐車場で登山者に吠えていたので、ダメだよと何度か言った。

トレースバッチリで高速道路になっている。私はさなしを散歩させるのは初めてだったので、リードをつけて歩かせる。グイグイ引っ張ってあっという間に尾根の取り付きまで来てしまった。林道を往復して帰るつもりだったが、さなしはまだ行きたそうだ。行けるところまで付いていくことにする。
登りになってもバテる様子もない。途中で排泄をしたり、餌や水をあげたりしてみた。さなしはトレースを外れてラッセルしたり、雪をバクバク食べたりと興奮。


人もいないし、離れて遠くに行く様子も無いので、途中でリードを外してみることにした。リードを外すと自分のペースで歩けるのかさらにペースアップ。たくさん走っては、こちらを振り返り、「おっせえなあ」という顔で見てくる。あまりに遅いとこっちまで走って戻ってきてくれる。千切って振り返りもしないで進む友人たちもいるが、さなしは必ず振り返って「まだ?」という目をしてくれるのでありがたい。


標高をあげても寒そうにする様子もなく、ぐんぐん進んでいく。コンディションもよく、トレースもあるので三段の壁もサクサク登れた。

三段の壁を終えてCo1350mまで行くと、上からWakaとナオさんが滑ってきた。すると、さなしは吠える。さなし、あんたの飼い主だよ(Wakaの猟犬にするために、さなしはうちに来た)。Wakaがゴーグルを外して声をかけると駆け寄っていった。山頂付近は風も強いらしいので、私たちもここまでにして一緒に滑ることにする。

おやつと水をあげていたら、私のスキーの上でおしっこをしていた。気を取り直して滑走準備。

パウダーを滑っていくと追いかけてくる。可愛すぎる。ところが、雪が深くてなかなかさなしは進めない。二人には滑走を楽しんでもらうために先に行ってもらう。私はトレース上を滑ってさなしを待つ。
せっかくのパウダーだが、ジグを切りながらゆっくり下っていく。それでもさなしは深雪はダメなようで止まってしまった。疲れもあるのだろう。カニでラッセルしながらすこし登り返してさなしを抱きかかえる。そしてそのまま滑る。樹林帯なので、枝が当たったりしないように注意をしながら滑っていく。途中で待っていてくれた二人に追いつく。
休みながら、下までずっと抱っこ滑りで慎重に下ることにした。

林道についたら、さなしを地面においてあげた。すると爆走していく。心配していたが、大興奮でときどき雪にも入って、遊んでいる。無事に駐車場まで戻ってきた。がんばったな、さなし。

林道散歩のはずが、楽しそうにグイグイ進んでいくので、ついつい私もついていってしまったが、すこし無理をさせすぎてしまった。調べると、関節・骨・体温調整が未完成で、負荷が大きいようだ。ぐったりするかと思ったが、1日経ったら朝から元気にしていて、飛び回っていて安心。とはいえ、数日は安静にして、休養だ。
気質的にかなり山向きの子のようなので、もう少しゆるい場所から、段階的に慣らしていきたい。パウダーはまだ早かった。将来、本当にWakaの狩猟の相棒になるかもしれない。
残雪期やこれからが楽しみだ。